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現在、夫と二人でドイツ・シュツットガルトに在住しているYukiです。

アロマ講師として、こちらにお住いの女性の

ココロとカラダを健やかに保つお手伝いをしています。

ココロとカラダが整うと

自然とお肌も整って参ります。

決して外見だけのお肌作りはあり得ません。

そこでご提案しているのは

オーガニック大国ドイツという地の利を生かし

利用するアロマやオイル、そして食事においても

素材等は全てオーガニック限定。

内面も外見も美しくありたいと願っています。

さて、現在の私の在り方は、7カ国9カ所という各国で

様々な食文化に反応するカラダや

熱帯や内陸性気候でのお肌のケアの怠り

各国の言語(計5カ国語)を駆使できない情けなさ

メイドや運転手、もちろん日本人同士や現地の人々との人間関係

度重なる引っ越しの荷物整理

赴任当初の孤独感などを

 

体験したことが何かの役に立つのではないかと、

今現在のアロマレッスンを主宰するに至っています。

 

 

ーカラダとココロがボロボロだった30代ー

 

私の人生は【引越し】という環境の変化に

順応していかなければならないものでした。

まだ若かった当初は慣れない環境に悩み

苦しみ、なぜここにいるのか?

そんなことばかり考えていました。

一番苦しかった30代は

最初の赴任地パリやイギリスでの人種差別。

そして、ジャカルタでは

慣れないメイドや運転手の対応に日々格闘している中

不整脈・膠原病の疑い・リウマチ症状・左半身の痺れなど

様々な身体的な不調が続きました。

 

MRIを何度も受診したり

漢方薬が身体に良いということで

ジャカルタでの暴動のあった当時、危険な中華街まで車を走らせ「霊芝」を

購入しに行き、毎日煮出して飲んだりしていたものです。

ある日、息子に「ママのストレスを俺たちにぶつけるな!」

と叫ばれたことがありました。

 

そういえば、いつもいつもイライラとした感情が募っては

息子たちを怒ってばかりでした。

環境や人間関係など日々思うようにいかないことに神経をすり減らし

怒りを爆発させる矛先が家族となっていることに

気づくきっかけを

息子が与えてくれたのでした。

その後、お腹の中に宿った大切な命を亡くしてしまいました。

半年という命を守ろうと、降りないように手をつくしてくれた病院。

しかしそこは、アジアの地。

病院と医者の関係も日本とは全く異なり

私は酸素マスクをしたままの状態で

別な病院にいた医者に電話をするハメに。

「早く来て!」と叫んでいました。

 

結果は残念なものとなりましたが

目を覚ますと

家族全員が病院に泊まり

見守ってくれていました。

 

このような経緯の中

私は、どれほどの心配と不安を家族に与えてしまったのだろう。

 

イライラとしていた自分がとても情けなくなり

家族への感謝が足りないことに気がついていったのです。

 

 

ーアロマとの出会いー

 

各地の環境下でお肌もココロもカラダもボロボロになり

そのインドネシアから日本への帰国が決まった頃

アロマとの出会いがありました。

ちょうど2000年

 

それからというもの、この香りに魅了され

日本に滞在している少しの合間、合間に

講座に出かけ、資格を取ってきました。

 

当初はお風呂や芳香浴に利用したり

首や肩に塗布したりと、簡単な活用法でのケアを

心がけてきました。

 

2000年からの17年間も引っ越しは継続中で

その間のリウマチ症状、首の頸椎狭窄症、

引越しによる腰痛・膝の痛み等は

その簡単なケアで

軽減できたことは、何よりの救いでした。

 

そして

引越しで疲れたカラダを癒してくれたアロマ。

フッと湧いてきたのが

私のような駐在妻がアロマで元気になれたらいいのに・・

 

その思いから、次はココロのケアに向かい

アロマカウンセリングの資格を取得することとなります。

ーアロマが変えた人生ー

 

しかし。

 

南アフリカから帰国した夫の所属先も変わり

 

海外駐在も終わったと思っていた5年前のことです。

日本でのアロマの活動を少しづつ始めようと思っていた矢先のこと

 

夫が会社を辞めたいと言い出しました。

 

取得したばかりのアロマカウンセリングを試したところ

アロマが退職の後押しとなったのです。

これはほんのひとつのきっかけに過ぎないのですが

変わっていいのだ、と思えたと話しています。

アロマは本能的に望んでいることを後押ししてくれる

そう確信しました。

 

その後、彼が転職を決断したことは

私たち家族を自立へと向かわせ

大きな生活の、そして人生の転換期となり

それぞれが

今ある幸せを見つけるに至っています。

ーなぜオーガニックコスメに行き着いたのかー

 

駐在時代の話に戻ります。

病院通いをしていたジャカルタで

滞在した当初から牛乳でお腹を壊した家族

1歳の息子は軽いアトピー性皮膚炎となりました。

 

そこで、家族全員NZ(ニュージーランド)産のロングライフ牛乳を

飲み始め、NZ産の牛肉を6年間食べ続けたのです。

 

その後私の症状は、牛肉や牛乳を食すと乳腺から出続ける母乳。

日本へ帰国後も乳製品を食べることで起きる症状は治らないままでした。

 

そして、化学物質過敏症にもなり

ホルムアルデヒドを含む家具類にも異常反応を起こし

唇や舌がしびれ、鼻の中が燃えるような感覚となるのです。

(これは、今も尚続いています)

 

この症状が食への関心、そして健康への関心へと向かうきっかけとなり

 

ベルギー駐在中に2年間BIO食材を使うマクロビオティック料理を習うことになります。

 

カラダが軽くなり、細胞が喜ぶ感覚も味わいました。

 

そして、薬膳の先生からいただいた言葉が

「抗生物質、成長ホルモン剤を餌にして生産している

牛を食べているのだから

そういう症状や影響がでるのは

当然のことなのよ」と。

 

衝撃でした。

 

それからは、

日本でもできる限りですが

抗生物質を使わない肉

農薬を使わない野菜などを購入し調理をしてきました。

 

4年前にイギリスへと再赴任した私たちが日本に残していったもの

それは

オーガニックを銘打った宅配業者から購入していたオレンジ

3ヶ月後に日本に一時帰国した時に目にしたものは・・・

カビも生えず、きれいにオレンジ色に光るオレンジでした。。

 

その後も息子たちが生活する日本の自宅へ帰国するたびに目にする光景は

赤々と腐ることもなく冷蔵庫内に鎮座している

賞味期限もとっくに過ぎた生肉

 

玄関を開けるたびにめまいがするほどの

柔軟剤の過剰な香り

次第に息ができなくなる強烈な着香

このままでは

次世代にこの環境が浸食、影響を及ぼすことがとても気になり始めたのです。

 

なんとかしなければ。。。

ー自然に魅了された南アフリカ・イギリス時代ー

 

南アフリカに3年間単身赴任していた夫を

3回ほど訪ねました。

 

ヨハネスブルク近郊も街中は危険といえども

少し郊外に出ると豊かな自然があふれていました。

そして

ある年は

南アフリカを北上し、乾燥した大地一面に花が咲き乱れる

光景を目にし感動を覚えたものです。

 

そして24時間もかけて日本へ戻ることになるわけですが

なぜか・どうしたわけか

カラダが全く疲れていない。

 

これはただ単に家事をしていない(笑

というだけではなく

 

自然によってカラダの自己再生能力が高まっているのではないか。

そう思ったのです。

 

そして、転職後は自然豊かなイギリスへと移っていくわけですが

 

この頃から

外から見た日本を意識するようになりました。

都会で働く人々のストレスや

食品汚染などなど

 

なんとかしなければ。。。

が、いつも頭から離れず

私たちには自然が必要なのだと強く意識し始めました。

 

 

ーそしてここドイツで出会ったオーガニックの真髄ー

 

次世代にこの美しい自然そのものと

私たちが自然からいただく恵みを

残さなければならない

 

その強い想いが膨らんでいる時

オーガニックについての記事が目に留まりました。

 

【消費者が健康で幸せであるだけではなく

植物を作り出す土地

それを耕し栽培する生産者

 

その全ての循環が

社会全体が、幸せでなければならない

という世界観】でした。

 

オーガニックという

食品だけの世界に括られがちな

言葉を

 

根底から覆された記事でした。

 

もっと公平に・・・いつでも公平にありたい

そうあってほしい。

みんなが笑顔で幸せであってほしい。

 

これは海外を転々としてきた私だから言える

人種差別ということにも

反応するココロの在り方も

琴線を同じくするところだったのかもしれません。

 

この世界観が

私の胸に強く印象つけられました。

 

価値観とは

その人の人生経験そのものではないかと

思います。

 

自然多きここドイツに住んでいる間だからこそ

「素」の食

「素」の素材

を体験できる貴重な時間です。

ーほんの小さな活動かもしれないー

 

アロマレッスンという

ほんの小さな活動かもしれませんが

 

何もしないで立ち止まることなく

今・できること

今・ここにいる

今・待っている人たちのために

 

無理なく社会貢献できるこのオーガニック先進国ドイツの環境下で

オーガニック製品を購入・使用することで

 

お金の循環が生まれ

多くの生産者への還元が期待され

それがまた、生産者への恵みとなって

生産者が美しい自然からの贈り物を作りだしていく

源となるように

 

そして、人々が健康であるように

 

オーガニックを広げることが

自然を絶やすことのない

エネルギーの循環であってほしい

と、思うのです。

ーアロマレッスン主宰ー

正田 美幸(55歳)

 

1963年生まれ 山口県出身

父の転勤で3歳から東京に転居

その後東京で3回の引越し

 

24歳 結婚

27歳 長男を出産、産後1週間で夫の海外駐在命令が下る

28歳 フランス・パリ在住

29歳 イギリス・ニューカッスル

31歳 次男を出産、産後1週間で夫の海外駐在命令が下る

32歳 インドネシア・ジャカルタ在住 約7年の暮らし

39歳 帰国1年後に夫は中国・天津へ単身赴任

42歳 家族を連れ中国・上海

43歳 家族全員で帰国

44歳 ベルギーへ 

46歳 夫は南アフリカへ単身赴任 家族はベルギーに半年間残る

47歳 家族で帰国 

49歳 夫帰国

51歳   夫婦でイギリス

53歳 夫婦でドイツ

夫の単身赴任期間を入れると、海外駐在は20年を越える

【海外&日本での経験】

・Indonesian Heritage School ボランティア(1997-2000)

            School ボランティア Chairman

・ジャカルタ日本人会 広報部 

           周年記念行事ファッションショー主宰

           ファッションショーのモデル(テレビ放映あり)

・ベルギー 日本人着物ショー モデル (グランプラス市庁舎にて)

・International School of Brussels, Japanese Section Chairman

・ジャカルタ日本人学校 幼稚園 & 小学校 役員

・港区 小学校 広報部長

・港区 小学校 卒業対策委員部長

・私立高校 クラス委員

・関東 ママまつり参加

・イギリス 自宅ハーブティーレッスン主宰

      アロマ個人セッション

【資格取得】

・一般社団法人日本メンタルメソッド協会

     アロマップ(R)カウンセラー&インストラクター

     心理カウンセラー

・日本メディカルハーブ協会

     メディカルハーブコーディネーター

​・AEAJ 日本アロマ環境協会 アロマテラピーアドバイザー

・ベルギー オオニシ恭子に師事 マクロビオティック料理教室 上級コース2年間受講

​・裏千家 初級

・中国国家資格 茶藝師 中級

 

 

   

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